多重債務者に向けた商売として現金の売買がされていたメルカリ。
世間では低モラルなフリマアプリともいわれていましたが、先日登場したキャッシュ(CASH)も、もうヤバすぎるぐらい低モラルな仕様だったので、この対決に注目したいと思います。
まじでこいつらやべえ。
メルカリが本気を出す
現金2万円が2万2千円で販売されていたら、あなたは購入しますか?
99%の人はノーと答えるでしょう。でも1%の人はイエスと答えます。それを現実化したのがメルカリ。
仕組みは現金が必要だが貯金どころかクレジットの枠もいっぱいな人が「カード払いで現金を手に入れる」というもの。これにより、カード引き落とし日(翌月など)まで時間を稼いで現金を手に入れることが可能になります。
現実に、こんな損をしてまで現金が欲しい人って多重債務者、いわゆる借金でどうしようもない人しかいないはずです。
これを容認して手数料を稼いでいたメルカリ。
なお現在もCM中ですが、しれっと個人情報5万人以上を流出させています。
Web版のメルカリにおける個人情報流出に関するお詫びとご報告 ※6/23追記あり
4. 閲覧された可能性のある個人情報
・名前・住所・メールアドレス・電話番号
・銀行口座、クレジットカードの下4桁と有効期限
(※以上、登録しているお客さまのみ)
・購入・出品履歴
・ポイント・売上金、お知らせ、やることリスト
過去にメルカリせどりと呼ばれるメルカリで安く購入してAmazonで転売する(または逆)で儲けるといった商売がブームになりましたが、中高生が多数参入し、メルカリ側が全くトラブルに対応しないことが判明すると、大人たちが離れていき、完全な無法地帯になっていましたが、とどめの個人情報流出。
本気出しすぎ。
キャシュ(CASH)は全力投球
ブランド服かiPhoneなどを買い取ってくれるアプリが新人のCASH。
カテゴリー選択する、商品を選ぶ、写真を撮る、査定額がでる、ワンクリックで振り込まれる。
もうね、間違いなく写真なんて誰も見てないし気にしてない。
何が問題かってキャンセル料(返金)は15%の金額が必要なこと。
つまり、iPhoneを査定する⇒間違ってキャッシュにする⇒振り込まれる。この時点での選択肢はiPhoneを手放すか、査定額に15%上乗せして返金するか。
最大で2万円の査定額までとなっているので2万3千円の支払いが必要になる可能性があるアプリ。素敵やん。
また、実際に商品を送らず一時的に現金を手に入れたい人が質屋の代わりに利用する可能性も多く、メルカリが現金販売を禁止した今では、このアプリに人が流れるかも知れないですね。
やるな質屋アプリ。
金融業にしか見えないのですが、商品は後日発送、利息ではなくキャンセル料だから15%でも問題なし。これ絶対計算済みだと思うのは自分だけでしょうか。
中高生あたりが壊れたiPhoneとか送りつけてトラブルになりそうな気がして・・・ワクワクします。はい(´・ω・`)