Amazonプライム会員になったからには全てを使い尽くすということで、空き時間にプライムビデオを楽しんでいます。
その中で最近見終えたカノジョは嘘を愛しすぎてるが面白かったので感想をネタバレ無しで書きたいと思います。
結論から言えば何で相武紗季なのか疑問&疑問の映画でした。
あと佐藤健かっこいい。
カノジョは嘘を愛しすぎてるとは
小学館が発売する「Cheese!(チーズ)」にて2017年の4月まで連載されていた少女漫画が原作。
人気バンド「CRUDE PLAY(クリプレ)」の作詞作曲を担当する元メンバーの佐藤健と、偶然知り合った女子高生(大原櫻子)とのすれ違う恋愛が描かれています。
――嘘ばかりつく僕のことを カノジョは「正直な人だ」って言うんだ。
人気バンド・クリュードプレイ(クリプレ)の大ファンである小枝理子は、ある日一人の男性、“小笠原心也”と名乗る人物にナンパされる。理子は彼が鼻歌で歌っていたメロディーに聞き惚れ、彼が元クリュードプレイ(クリプレ)のメンバー(小笠原)秋だと知らずに付き合うことになるが…?
CRUDE PLAY(クリプレ)での挫折、元カノであり美人歌手として活躍している相武紗季との人間模様、そしてクリプレに佐藤健の代役として加入したメンバーとプロデューサーとの確執など、様々な人間模様が描かれています。
カノジョは嘘を愛しすぎてるの感想
公開当時にCMが多く放送されていましたし、大原櫻子の歌声も話題になりましたね。
ひょんなことから知り合った2人が、音楽を通じてすれ違い続けるラブストーリー。内容は結構ベタな気もしましたが、主役2人の演技力とプロデューサーの反町隆史、クリプラのボーカルを務める三浦翔平がいい味を出しています。
演技派で固められたドラマはやっぱり面白いですね。
ちょっと気になった点
天才的なサウンドクリエーターである佐藤健がスタジオミュージシャン(窪田正孝)より演奏が下手という設定は気になりました。
窪田正孝が天才的なベーシストなのかも知れませんが、そうした描写は読み取れず。もう少しクリプレの結成秘話などと同様に丁寧に描いて欲しかったと思います。
ひょっとしたら漫画版では描かれており、時間の関係で省略されているかも知れませんね。
なんと言っても佐藤健と大原櫻子も1回デートした(CD屋で待ち合わせ)したぐらいなので、そのあたりまで入らないのでしょうか。
あと人気バンドのボーカルである三浦翔平が、どこに現れてもサングラスしているだけで誰にも気付かれなかったり、大々的にデビューが報道された瞬間に路チューして週刊誌に撮られるなど「おっと」感はありましたが…
良い映画だった
細かく気になることは多くありましたが、総合すると丁寧な良い映画でした。
映画館とちがいAmazonプライムで見る場合、好きなところで止めることが出来るの一気に全て見る機会は少ないのですが、続きが気になってしまい2時間一気に見てしまいました。
やっぱり佐藤健の演技力は凄いですね。
ドラマ天皇の料理番や、るろうに剣心を見てもそうですが、ここまで完璧に役作りが出来る俳優は他にいないと思います。
また三浦翔平も反町隆史も、彼らの持つ演技の幅を計算されたキャスティングでした。
それにしても大原櫻子はオークションで選ばれた高校生とは思えないパワーがありましたね。2時間が終わったあと、もう1時間分続きが見たいと思ったのも久しぶりです。
最後のデビューイベントで佐藤健の曲を歌いだすことを期待したのですが、そこは残念でしたね。
この映画がハッピーエンドだったかどうか。
それは見る人によって異なると思いますが、路チューを週刊誌に撮られてプロデュースすることを諦めて海外に行くことになったのに、デビューイベント後にデビューイベントの場所で路チューするのは暴挙がすぎるかも(´・ω・`)