飲み会の予定が入ったけど、お店はどうしようかな~とスマホをポチポチ。
良さそうなお店だな、飲み放題のコース料理で4,000円かぁ。
食べログの評価も悪くないし、星1とかで批判されたレビューもなさそうだな。
よし、ここにしよう・・・って、いつの間にか
食べログの信頼が自分の中で回復している
ことに気付いて驚いた話。
やらせ口コミ問題
2012年頃に表面化した食べログの捏造レビュー問題がありましたね。
掲載しているお店からの依頼を受けた業者が、そのお店に星5の評価をつけたレビューを投稿し、人気店のように見せかけていた問題。
これらは今でもはてなブックマークのブクマでも見られますし、アメブロなどのブログサービスでも多かれ少なかれ発生していることです。
そして食べログサイドは改善されてと強調していますが、それはどうでしょうか。
だって自分が飲食店をするならホソボソとですが高評価レビューを自演すると思いますから(´・ω・`)
星3リセット問題
やらせ問題を解決するために食べログが取り組んだのはレビュワーの信頼性(評価制度)とチェック体制の強化。そして、その後の収益の柱として取り組んだのがネット予約。
ところが、このネット予約をめぐって、とある飲食店がSNSに食べログの営業から食べログのネット予約を使ってもらわないと検索の優先順位を落としますと言われて実際に星が3にリセットされたと書き込みした問題も発生。
真意は不明ですが、運営側が評価を触ることが出来るとしてユーザーからの信頼が一気に落ちていったのは記憶に新しいです。
レビュアー接待騒動
また今年に入っては有名なレビュアー(レビュー数が飛び抜けて多い)が実は飲食店から接待を受けて、高評価をつけていたのではないかとの報道がありました。
本人は否定しましたが、食べログからは2,000件近くのレビューが削除。
投稿したレビューの削除は行えないことから食べログが「クロ」だと判断したのか、それとも「臭いものにはフタをしろ」と判断したものだと推測されます。
事実かどうかはわかりませんが、飲食店をするなら有力なレビューを書ける人には接待したい気持ちはわかりますね。
そんな食べログだけど使いやす過ぎる
まずもってドメインの力が強いのかSEOがうまいのかGoogleで飲食店を検索すると上位に表示される食べログ。むしろ飲食店の公式サイトより上位に表示されるほどで、否が応でも目についてしまいます。
そして食べログの優秀なのは、そのインターフェイスがひと目で理解できるように設計されているので写真がみたい、地図がみたい、営業時間を確認したいなどの「ユーザーが求めていることが直感的に可能」なこと。
これにより、どこに何があるか分からないから戻るボタンを押して離脱することを防いでいます。
このあたりは役所にも見習ってほしいですね。様式の名前が特殊な上に、正しい所轄の課をたどっていかないと見つからない上に、市や区によって所轄が違ったりルールが違ったりする上に、そもそもエクセルやワードではなくPDFだったりする上に、上に、上に(´・ω・`)
食べログの情報にプラスする
結局、飲食店を探そうとすると上位に出てくるリンクを押す→食べログでした、のパターンが多いのですが、食べログで見た情報が正しいかどうかもう一つ別の媒体でチェックするのが、癖になっています。
同じような口コミサイトのrettyでも良いでしょうし、実際に店に行った人のブログでも良いでしょう。
自分は2つとも高評価なら行ってみようかな、という感じでお店を決定しています。
それよりも強いのは自分の知っている人からの口コミですね。
特に味の好みや好きなお店が似ている人から聞いたお店にはハズレなしだと思っています。
それにしても食べログの問題が表面化するたびに「これは信頼できないなぁ」なんて思っていたのに、知らない間に忘れて使っている自分に驚きましたね。
そのうちグルーポンでおせちとか買ってしまうのだろうか。
心配(´・ω・`)