コロンビア相手に2-1。
終盤の混乱、ボールロストの多さはハラハラする展開となりましたが、まさに劇的勝利。
西野監督はダメだ、西野じゃ勝てない。
2010年の岡田監督以上のバッシングにさらされた西野ジャパンですが最高のスタートだったと思います。
早速、選手採点にいきます。
※10点満点
GK 川島永嗣
採点 5
失点の場面はワールドクラスのシュートを褒めるべきか否か。
守備範囲が狭くDFラインとのコンビネーションもあまり良くなかった。
ファルカオやハメス・ロドリゲスが決定的な場面を作り出せなかったことでフォーカスされなかったが、決して良い状態ではなかった。
DF 酒井宏樹
採点 6.5
故障明けは感じさせず右サイドで安定。
ややクロスの制度は低かったが高さと強さでチームに貢献。
後半の決定機は決めて欲しかったが、サイドバックがあそこまで入ったことを褒めるべきです。
DF 吉田麻也
採点 6.5
ファルカオを完封。
南米のテクニックと強さに負けることなく高さでも存在感を見せていた。
守備の要として君臨しつつ攻撃ではドリブルで持ち込みスルーパスを出すなど自信を持ってプレーしていた。
この自信はどこから出たのか、そう思うほど自信を持っていた。
DF 昌子源
採点 8
90分ミスなし。
徹底したカバーリングで最後の砦としてコロンビアをシャットアウト。
良いときの昌子が出ていた。
DF 長友佑都
採点 7
運動量の豊富さは長友の真骨頂。
攻守に渡って左サイドを制圧していた。
香川でも本田でもなく、日本でもっとも世界レベルに達している選手だということを再認識させる結果を残した。
ただ乾とのコンビはテクニックゆえに狭い場所で何かをしようとするのは改善点。
MF 長谷部誠(CAP)
採点 6
中盤で自由にボールが持てた状況だったのは長谷部にとって大きかった。
プレスに弱いという弱点が出なければ攻守のバランスを取れる選手。
後半40分から存在感を出して欲しかったが、その他1人になったのは残念。
MF 柴崎岳
採点 8
自分でも会心の出来だと自覚したのか、自信を持ってボールをさばいていた。
前半途中からは縦のパスが消えてリズムを壊したが、後半からはしっかり修正。
サイドチェンジのミスがあったが縦へはきちっと通していた。
大迫とワンツーからのシュートなどペナルティエリアに向かっていくプレーがあれば、もっと怖くなる選手。
MF 香川真司
採点 8
先制点に繋がるプレーは完璧。
しっかりゴールに向かう香川らしさが相手の退場を誘発し、この勝利にチームを導いた。
守備もしっかりこなしており、本田圭佑との差をはっきりと見せつけることができた。
MF 原口元気
採点 6
縦横無尽に走り回り攻守に貢献。
やや軽い守備もあったが運動量でカバー。
日本代表において右サイドでのプレー経験が浅いので酒井宏樹との連携はこれからか。
MF 乾貴士
採点 6
この試合で最も採点が難しい選手。
ドリブルが引っかかり特に前半は何度もボールロストを繰り返した。
決定的なシュート場面で決めきれず不満が残る結果だったが、一方で守備では貢献。
FW 大迫勇也
採点 8
大迫半端ない。
ターンからのシュート。前線でのボールキープ。サイドに流れてのチャンスメイク。
万能型FWとしてコロンビアの守備陣を圧倒。
ゴールシーンは身体の強さを存分に発揮した最高のゴールだった。
MF 本田圭佑
採点 3
決勝点を呼び込むコーナーキックは最高だったが、それ以外が酷かった。
ミスパスで決定的なピンチを招き、さらにボールキープが出来ないので倒れてファールアピール失敗を繰り返し終盤の劣勢を作り出した。
トップ下として守備の運動量も少なく、ペナルティエリアも入っていかない。
戦犯になりえる存在、アシストがなければ採点は1が相応しい。
MF 山口蛍
採点 5
与えられたタスクが中途半端なのか、試合に入っていけず。
守備の潰し役としても不十分。
FW 岡崎慎司
採点なし
怪我の影響はなさそうだが強いキックが出来ないのかも。
スプリントも8割だったかどうか。
西野監督の采配
香川真司、昌子源、大迫勇也の起用がドンピシャだったが、選手交代は疑問が残った。
突如として覚醒したような試合運びを見せたのは監督の力なのかどうか。
この後の2試合を見ないと評価し辛い。
コロンビア戦の感想
良い試合でしたね。
ゲーム運びとしては不満のある場面も多かったですが、ハラハラする興奮出来る試合でした。
大迫勇也の決勝ゴール。
大声出ちゃいました、勝って良かった。
吉田麻也の8年待ったというコメントが全てを物語っていましたね。
久しぶりの決勝トーナメントまでリーチとなったからには、期待せざるを得ません。