各社の合格ライン予想が36〜38点とされていた今年の宅建士ですが、過去最高の37点で確定しました。
合格率は15.6%と例年同様ながら過去最高の合格点となったのは意外でしたね。
今年の宅建士の試験は「勉強の仕方に左右されやすい傾向」が強く40点近い受験者と、30点にも届かない受験者の二極化が強かっただけに37点というボーダーラインであれば、もう少し合格率が下がるかなと思っていました。
自分の予想では36か37でしたが、この合格率については予想外です。
また、この合格ラインを踏まえると来年の宅建士の試験は厳しくなりそうですね。
今年の試験で露骨に見て取れた勉強範囲の広がりは、そのままにして問題のレベルを上げてくるかも知れません。
特に今年は姿を消していた民法問題や、個数問題などが増えてくる可能性が高くなるかなと予想します。
ちょっと気合が必要となる2019年の宅建士試験となりそうです。
まぁこれも当たらない可能性が高いですが…
合格点37
合格率15.6
#宅建— ねこあんど (@nekoand24) 2018年12月4日
試験後にアップした記事では37点が安心できるギリギリかと書いていましたが、そのとおりになりました。
36点組はつらたん(´・ω・`)
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合格率について
今回の合格率は15.6%でしたが、毎年合格率を基準として合格点を算出しているようです。
2017年も同じ合格率で35点。
2016年は15.4%で35点。
2015年は少し難しく15.4%ながら31点と設定されています。
これは宅建士の試験の性質が一定基準をクリアしたものを合格させるのではなく、一定の合格者を生み出すというものだけに納得なのですが、今年の問題なら36点を基準にしても良かったのではないかと、素人なりに考えてしまいます。
ひょっとしたら36点にすると合格率が跳ね上がったりするのかも知れないので難しいところですね。
2019年の宅建士試験対策
基本は今年の試験対策と同じ手順になると思いますが、さらに必要なのは問題を解くスピード。
特に問題文が難解で理解しにくい傾向は強くなりそうですし、見直しの時間も確保したいとなると今まで以上にスピードが問われるでしょう。
こちらも参考にして頂ければと思います。
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とりあえず年明けぐらいから頑張りましょう。
合格発表について
合格発表については平成30年12月5日の9時30分より、以下のリンクにて確認が出来ます。
みごとサクラサク結果になった方は免許登録の必要がありますが、まずは何よりも祝杯を上げてほしいと思います。
そして残念ながらサクラサカズの方は来年こそリベンジですね。
これから36点、37点がボーダラインになるかも知れませんが考えようによってはチャンスで、勉強範囲をしっかりすれば解ける問題が多いということです。
時間をかけて勉強すればチャンスあり。
年明けからエンジン全開で頑張っていきましょう。
そして、この時期に祝杯をあげたいですね(´・ω・`)
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