手足口病は子どもの感染症であり、大人は滅多なことがない限り感染しない。
そう思っていた頃もありました。
意外に手足口病は大人もかかります。
そして、かなり症状が重いです。
手足口病の体験談
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大人が手足口病になってみた!発熱40℃!喉や舌の痛みで食べられない!
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子どもの症状が、そこまで重くないので油断しがちですが絶対に、絶対に感染しないように心がけなければなりません。
高熱が出て動けない。
足が痛くて歩けない。
喉が痛くて食べられない。
これらの症状が一気に襲いかかってくるのが大人の手足口病です。
正直、何も出来なくなるので予防は徹底しましょう。
これ以上、被害者を増やしてはならぬ(使命感)
手足口病の感染を防ごう!
子どもがなったらかわいそう。
大人がなったら症状が重すぎる。
そんな手足口病も予防すれば、ある程度は防げたりするので出来る限り身を守るようにしましょう。
近年、大流行の兆しをみせている手足口病への6つの対策。
1.基本は手洗いうがい!!
ベタですが手洗いとうがい、この2つは徹底しましょう。
特に子どもが手足口病を発症しているときは、過剰なぐらいでも足りません。
手足口病の感染ルートは飛沫(くしゃみ等)や接触、糞から排出されたウィルスによるものが主流です。
そのため手洗いは肘まで、うがいはこまめに行えばかなり防げるとも言えます。
2.タオル共用は絶対NG!
せっかく手洗いを徹底しても、その手を拭くタオルが同じだと意味がありません。
むしろ逆効果と言えるぐらい感染率が上がります。
そもそも手足口病とは関係なく、こうした手拭きタオルは1人1枚というように分けておくのが良いでしょう。
3.プールに入った時は後処置が大事
手足口病の感染源として代表されるのがプールです。
手足口病の原因となるウィルスは多少の消毒に対して十分抵抗する力があるので、プールにはウィルスが存在していると考える方が良いでしょう。
プールで遊んでいる時に水を飲まないように気をつけるのはもちろんですが、大事なのはプールから出た後。
とにかく、しっかりシャワーを浴びてウィルスを流すようにしましょう。
しつこいぐらい流すぐらいでも足りないぐらいです。
シャワーの後はしっかり清潔なタオルで拭き取って着替えますが、出来れば真っ直ぐ帰って家でもシャワーを浴びるぐらいが良いでしょう。
その時は石鹸で丁寧に洗って下さい。
もちろんタオル共有は絶対NGです。
4.消毒でウィルスを減らす
手足口病のウィルスは消毒に対して抵抗力を持っているので、なかなか撲滅とは行きませんが、消毒することで感染の可能性を減らすことが出来ます。
まな板や包丁といった調理器具や、お箸やスプーンといった口に入れるものなど、出来るものは熱湯消毒するようにしましょう。
もちろん手足口病以外の食中毒やインフルエンザなどの予防にもなるので一石二鳥です。
Kinki Kidsの堂本剛がテレビで推していたパストリーゼは、夏の季節に重宝します。
5.ベタにマスクは有効
子どもはマスクを嫌がるので仕方ありませんが、親だけでもマスクをしていると結果は全く違います。
やはり大人はかかりにくいとはいえ手足口病のウィルス自体は身体に取り込んでしまったりします。
そのため外で手足口病のウィルスに感染して、帰ってきてから子どもと接触して知らぬ間に実は親から感染していたということも無きにしもあらず。
もちろん可能性は他にも多く考えられますが、せめて電車の中や会社の中だけでもマスクをしていると防げるかもしれません。
6.手足口病の子どもをお風呂に入れるなら
子どもが手足口病になった場合でも発熱の状態によっては、親がシャワーを一緒に浴びる事も多いと思います。
(手足口病は6〜8月に多い)
その際は必ず子どもを先に洗って下さい。
ありがちなのは、子どもを遊ばせている間に親が自分を洗い、その後に子どもを洗って出てくるパターン。
これは子どもが持つ手足口病のウィルスを全身にまぶして出てくるようなものです。
必ず子どもを洗ってから、親が身体を洗って出てくるようにしましょう。
大人の手足口病は本当にきついです。
絶対にかからないように万策を尽くさねば後悔しますよ(体験談
100%は防げない手足口病
毎年、夏になると子どもの間で流行する手足口病。
これを100%防ぐことは出来ないので、やはり基本であるうがい手洗いからこまめに行うしかありません。
子どもも大人もなると辛い病気だけに、出来る限り万全を期して、かからないようにしたいですね。
自分は2度とかかりたくありません。
足が痛くて歩けず、喉が痛くて食事どころか水も飲めない。
そんな日々を考えると徹底して予防したいと思います。