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M-1グランプリ2020の感想と採点!本命不在の大会を優勝したのはマヂカルラブリーだが…

M-1グランプリ2020がマヂカルラブリーの優勝で幕を下ろしましたね。

すっかり年末の風物詩となっており、M-1グランプリが終わると今年も終わりだなと実感します。

 

今回は3年ぶりの出場となったマヂカルラブリーが優勝しましたが、あれを漫才と評するかどうかは意見が分かれるのではないでしょうか。

 

今回はかまいたちが卒業、和牛が出場せず、そしてコロナウィルスの影響によりネタを磨く機会が少ないことから「舞台に多く出ている芸人有利」とも言われた大会でした。

そこも含めてM-1グランプリ2020の感想と個人的採点を行っていきます。

M-1グランプリ2020予選ラウンド

今回も決勝出場者9組と敗者復活組の計10組から上位3組が勝ち抜け、そして賛否両論ある笑みくじは継続と今までとルールには変更がありません。

 

すでに笑みくじには新鮮さがないことも含めて、ネタの精度を狂わせる要因になりがちなので廃止すべきだと思っています。

出場者には順番を告げておいてシークレットにするなどでも良い気がしますね。

M-1グランプリ2020予選ラウンドの感想

ソーシャルディスタンスの中で行われるのはもちろん初めててすし、前述したとおりネタの客見せがどこまで出来るか。

出場者のおかれた環境が、いつも以上に大きく影響したと思います。

 

東京ホテイソンやウエストランドは苦しいかなと思いましたが、その予想は…

インディアンス

採点 75点

敗者復活組はトップバッターであるべきだと思っているので、ネタ順は順当。

ただネタ的には真ん中の出番を引かないと苦しいところを前回大会9番目で今回はトップバッターは、少し可哀想な面もありました。

 

それでもボケとツッコミが融合しないのはネタというより二人の資質なのか…

ボケのパワーとツッコミのパワーがアンマッチだった気がしました。

審査員はパワーアップを強調も、いつもどおりだった気がしました。

 

ねこあんど
敗者復活からはぺこぱだと思っていただけに意外でした

東京ホテイソン

採点 83点

東京ホテイソンのネタのシステムに会場が慣れるまでに持ち時間が過ぎでしまった印象でした。

もう少し早めに、そして多めにツッコミのフレーズを入れて慣れさせるなど、M-1グランプリ対策が必要だったのではないでしょうか。

 

頭を使わせたのはネタの問題ではなく、ボケとツッコミの間のフリの丁寧さの気がします。アンミカのチョイスは微妙かな…。

 

ニューヨーク

採点 86点

自転車とはいえ飲酒運転を細かい犯罪というと観客は「うん?」となってネタが入って来ない。

システムは面白かったけど3つのショートストーリーになっていたので、そこが繋がってくると良かった気がします。

 

最後のオチが微妙なのは狙いなのでしょうが、あそこでドカンといけると評価は大きく変わってくるのですが、爆発は無かった印象ですね。

 

見取り図

採点 92点

審査員の感想にもあったように、ボケのリリーが不安定だった気がします。それは決勝ラウンドでも同様でコンディションが悪いのか、やや乗り切れていない感じがありました。

本命としてのプレッシャーもあったのでしょうか。

 

それでも勢いのあるしゃべくりと息のあったボケツッコミで漫才の真髄を見せてくれたと思います。

おいでやすこが

採点 95

ネタはオーソドックスですがツッコミの熱量が凄かったですね。

1回の会話。1個のボケに対してあそこまでの熱量でくると笑うしかありません。

 

最後のオチ、最初の歌に戻ってくるという素晴らしい伏線だったと思いますが、歌がかき消されていたのか全く覚えていませんでした。

 

マヂカルラブリー

採点 88点

勢いは十分で馬鹿らしいネタは何も考えずに笑うことが出来ました。

これを漫才と見るかコントと見るかは難しいところで、個人的には漫才コントとしてギリギリだったと思います。

 

漫才=しゃべくりの観点では、ちょっと違うだけにオール巨人の低評価も納得でした。

 

オズワルド

採点 78点

うーーーーん。

上手いと思います。

 

ハタナカと発音する時に全て口が開くから何か入れられそうというシュールなテーマを王道の漫才に変換したのは見事でした。

一方で「マのセキュリティ」や「口がずっと開いている」という大爆発が欲しい場面でドン!とこなかったですね。

 

去年よりツッコミが大きな声(=うるさい)にわざとしていたのでしょうが、おいでやすこがの後だったのが響きましたね。

同じ「うるさいツッコミ」だと不利なのは明確で、本人達の意図しない土俵になっていたと思います。

 

アキナ

採点75点

最初の入り方がフワフワしていたように感じましたが、全体的に地に足がついていない感じでしたね。

求めていた笑いの量と会場の笑いに少し剥離があったのか「あれ?こんなはずじゃないのに?」という気持ちがネタに出ていました。

 

そこまで悪いネタとは思いませんが平坦なまま終わりましたし、見ていた側としても唯一気を抜いたネタでもありました。

錦鯉

採点 90

これもまた漫才なのか紙一重でしたが面白い。

出だしの「レーズンパン」が全く聞き取れない時点で不安になりましたがマヂカルラブリー同様バカらしいネタであり、こちらはボケの熱量が高かったです。

 

ツッコミが民主党の幹事のような見た目をしていることはさておき、頭を叩くツッコミがマイナスになったのは残念ですが、思ったより得点が伸び悩みましたね。

 

ちなみにツッコミがパチンコをする演技をすれば漫才からコントになるネタです。

ウエストランド

採点 70点

アウェイを感じさせるほど盛り上がることもなく、インパクトも残せず。

うるさい系のツッコミが続いた今大会においてトリは不利だったのか実力か…

 

4分でやるネタでは無かった気がします。

M-1グランプリ2020決勝ラウンド

決勝ラウンドに残ったのは以下の3組です。

 

おいでやすこが

マヂカルラブリー

見取り図

 

漫才が勝つか、コントが勝つか、歌ネタが勝つか。

異種格闘技のような決勝ラウンドになりましたね。

予選1位 おいでやすこが

採点 2位

うーーーーーーーん🤔

うーーーーーーーん🤔

 

一方的に歌っているボケに対してツッコミを入れるスタイルに変更したのは、ネタの選択としてどうだったのでしょうか。

 

1本目の会話をしながらと、一方的に歌っている中ではツッコミの熱量に差が出てしまった気がします。

このコンビに必要なのは熱量ですが、ちょっと不足した気がします。

 

予選2位 マヂカルラブリー

採点 3位

これはさすがにコント。

ツッコミの村上がかろうじてセンターマイクの横に立っていましたが、電車の中で座っている人になればコントです。

 

そしてボケも「動きのみ」というもので、漫才=しゃべくりという図式から大きく異なりました。

これを漫才というのは無理がある気がしました。

 

予選3位 見取り図

採点 1位

予選ラウンド同様、少し浮ついた感じもありましたが技術とネタの上手さは他の2組とも差がありました。

1本目と比較すると少しスケールダウンは否めませんが、漫才としては抜き出ていたと思います。

M-1グランプリ2020感想

今年はコロナの影響、本命不在なこともあり全体的に小粒な感は否めませんでした。

それでも錦鯉や見取り図といったコンビは結果を残したと思いますし、今後に期待できましたね。

 

ウエストランド、アキナ、インディアンスと結果を残せなかったコンビも多かったですが、M-1グランプリはそこも含めてのエンターテイメントで楽しめたと思います。

 

漫才という定義に疑問符が出た大会でもありましたが決勝3組のネタは面白かったです。

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